夏の終わりの徒然メシ:東京編

夫です。例年通り夏のフェス・シーズンは仕事が忙しくて久々の更新になります。
もはや朧げな記憶ではございますがこの夏の食状況を徒然なるままに、(成城)石井の白バラ牛乳とハリッツのドーナツをつまみつつ書いてみます!

会社が乃木坂になったこともあり、昔六本木や西麻布のクラブとかで遊んだ頃に友達と寄ったりしてた定食屋をふと思い出しまだあるかなと思いつつ交差点から芋洗坂を下り暫く歩くとまだありました!六本木の居酒屋:家庭料理まつもと。ここは今や三宿のお洒落なカフェkong tongのオーナーで古くからの友人、福田(同い年で何と誕生日も一日違いなんです笑)がまだ六本木のWAVEというレコード屋さんの店員だったころお金が無い二人で一緒によく来てましたね。約20年ぶりくらいの再訪でしたが全く何も変わってませんでした(笑)。前にもこのブログで書いた下北沢の今は無きブーフーウーとかこれまた最近無くなったらしい外苑前の40年の歴史を誇る無国籍料理の名店sara(何たって映画『狂い咲きサンダーロード』にも登場する夜遊びピープルのマイルストーンみたいなお店です!)とか同様若かりし頃のナイトライフの甘酸っぱい記憶と共に刷り込まれてる種類のお店の一つ、それがこのまつもとなのです。バブルの頃は深夜までここのテイクアウト専用のまつもと弁当、近所のキャバクラっていうか当時で言えばブークラの艶やかなお姉さんたちが電話で注文して次々取りに来てたのを憶えてます。テーブルが幾つかとカウンターのみのお店は朝5時まで営業なので夜には普通に飲んでるサラリーマンのおじさん達も多いのだけれど、カウンターの上にはきんぴらとか肉じゃがなんかの大皿料理が並び、焼き魚と揚げ物系を中心としたメニューが並ぶ正しく普通な定食屋さんの佇まい。ちなみにどのメニューにもゴハンが付けられて納豆、冷や奴、大根おろしなんかのサイドメニューも割と充実してます!この日は遅いランチの来店ゆえ揚げ物攻撃のスペシャル盛をオーダーしているWEB系の若者たちを横目に、自らの年齢を鑑みてサバ塩焼き定食の味噌汁を豚汁に変えて納豆をトッピングしていただきました!しかし、なんの変哲もないこういうまつもとみたいなお店が貴重になる時代が来るとはねぇ…げに恐ろしきグローバリゼーションの波。六本木のオアシス、家庭料理まつもとよ永遠なれ!

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もはや説明不要の名店:創業100年の魚屋さんが経営する渋谷の定食屋:魚力へ。今やアヒルストアなんかもある東急本店通りのセブンイレブンの近くに住んでた頃、ランチでお魚と言えばここ魚力と遊歩道沿いの三崎よしだには本当に何度もお世話になりました。なにせどちらも魚がメチャメチャ美味しい!特に店構えもほとんど懐かしの魚屋さんのそれである魚力は金王神社の祭りのお神輿でもよく見かけるきっぷの良いあんちゃん&おばあちゃんによるローカルな家族経営による接客も感じが良く、入り口のホワイトボードのところから食べたいメニューが書いてある短冊状の札をカウンターに提示してオーダーするというシステムで、裏にその日の当たりの数字が書いてあると何と副采を一品、無料でオーダー出来るというおまけも嬉しい!以前やはりこの近くに住んでいたフリーダム・スイートの山下洋くんがここで二日酔いの朝に肝臓に良いということから、おかわり時自由のしじみ汁を何杯何杯もおかわりし続けていたという都市伝説が渋谷宇田川町界隈で今もまことしやかに語られております(笑)。しじみ汁のみならずゴハンもおかわり自由!ランチだと鯖味噌煮あたりが人気のようですが個人的にはここのシンプルな塩コショー焼定食が大好きです。銀ダラとかサーモンを所謂ムニエル状に表面がパリッと素揚げのように炒められたこの塩コショー焼、魚が新鮮なだけに素材の旨みを楽しむ向きには超オススメです!ちなみに夜に同店の2Fにて、もはや旅情すら漂うウニ、海老系海鮮の丼物と共に頂くしじみエキス入りの肝臓に優しいサワーも絶品です!

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夢太を幼稚園に送った後、久しぶりに夫婦で大好きな代々木八幡の洋食屋さんの名店:せきぐち亭にてランチ。ここのお母さんにはよく代々木八幡の踏切あたりで見かけてお互い会釈しちゃったりしてます(笑)
ちょいワル感漂う粋なマスターをウチの妻は陰ながら代々木八幡のDJ クラッシュとよんでいます(笑)
赤いギンガムチェックのテーブルクロスとお猿のジョージのシルクスクリーンの額がさりげなく飾られた気の置けない心地よい雰囲気の町の洋食屋さんです。
この日僕はもはやせきぐち亭と言えば個人的に定番のハンバーグ定食!空腹ゆえ200グラムに惹かれつつやはりここは最近の体脂肪率向上も鑑み迷わず150グラムをオーダー(苦笑)。ハンバーグの好みって人によって千差万別だとは思うけど、最近のつなぎ無し牛肉100%系アメリカンなトレンドとは対称的なふわふわで昭和感満載のここのハンバーグ、僕は偏愛してます!ちなみにカツレツ好きの妻はデミグラソースとの相性抜群なポークカツレツをオーダー。食いしん坊の我々は例に寄って半分づつおかずをシェアーしたことは言うまでもない。
ちなみにこれに魚のフライとかムニエル系のメニューとステーキを加えた4つくらいが所謂せきぐち亭ランチの定番メニューな訳ですが、たまにちょっと遅めのランチタイムに行くと上述の何れかが品切れしてて替わりにディナー・タイムのメニュー、ハヤシライスが急遽入ってたりするという嬉しい誤算もあったりします!

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レコーディングの合間にどこかでランチを取る程の時間もなく、近所の新しく出来たローソンにて7月7日発売のカップヌードルライトの新製品、カップヌードルライトそうめんを食す。このライトというシリーズ、多分以前プチダイエットしてた(藤原)ヒロシくんに教えてもらったような記憶があるのですがカロリーも198kcalくらいと低く、たまに無性にカップラが食べたくなった時とかに利用してるのですが、新製品このカップヌードルライトそうめん、意外と美味しかったです!まあ低カロリーを標榜するシリーズであれば確かにそうめんとか春雨って具材には当然着目するでしょうね(笑)。たまに近所のOKストア初台店とかで買い物してレジで並んでるとおそらくダイエット中と思しき若い女性がこんにゃくとか春雨とかそうめんを死ぬほどカゴに入れてたりするの遭遇したりします(笑)。一際目を惹くこのドメスティックなパッケージは葛飾北斎の富獄三十六景から。和風な鶏スープに具は概ねカップラ定番のスクランブルエッグ、ネギ、かまぼこに加え、炭火焼風チキンとのこと。ちなみにコンビニのイートインゆえ僕はお湯でしか試してませんが、カップ背面の調理法によれば氷を入れた冷仕様も推奨されてますが実際どうなんでしょうね?作り方的にはホット・コーヒーに氷を入れてアイス・コーヒー作るみたいにお湯を入れてから氷を入れるというタイプの調理法でした。しかし日清のカップヌードルって誕生当初、浅間山荘のTV中継で機動隊が食いている映像からブレイクしたそうですが未だに何と言うか他のカップラとは違ったオールドスクールというかオリジネーターならではの抗し難いケミカルな味わいの魅力あるんですよねー!実は大好きです(笑)

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これまた同い年の知人であり尊敬するレコーディング・エンジニアの渡辺省二郎と久々に仕事で再会!
レコーディングは予定より早く終わったので二人で軽く一杯という話になり新宿御苑前のレコーディング・スタジオからいつも満員で入れない人気店、省二郎さん行きつけのホルモンの名店:赤ちょうちんへ電話すると何と金曜の夜にもかかわらず奇跡的に予約が取れたのです!個人的にレバ刺や馬刺を始めとする生肉系料理に目がない僕は大喜び!そして初めて体験したここの牛刺、本当に素晴らしかった!刺盛りをオーダーした後に幾つかアラカルトで頼もうとすると既にほとんど品切れ!かろうじてオーダーできたハラミ刺のその見た目の美しいこと!口で溶けるとかそういうレベルじゃなくて今まで食べてたホルモン刺しって何だったんだろう?って思うくらい衝撃の旨さでした。噂のドメスティックな名酒、虎マッコリと共に食す赤ちょうちんの刺身、これは中毒性ありますねーっていうか誰か連れて来て食べさせたくなるような美味さでした!省二郎さん、ありがとう!「今夜、アッチの方がビンビンになっても知りませんよ(笑)」という親父トークにてこの夜は幕を閉じたのでした。お互い子供もいて、しかも省二郎さんに至っては江ノ島だったかな?確か海っぺりの方に既に移住しちゃってるので若かりし頃歌舞伎町の風林会館そばのパブでお騒ぎしてた二人は無駄にビンビンのままあっさり帰路に着いたのでした(笑)。

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妻と子供が茨城の実家に帰ってる間にRISING SUN ROCK FES参加の為、札幌出張につき羽田空港へ。この日は札幌に着くとすぐに送迎バスにてバンドのメンバーと会場入りの予定だったのでいつものように千歳空港からのんびり駅弁にてウニ丼と言う訳にもいかず敢て羽田空港で昼食を済ませる事にしました!そこで以前、雑誌PENのお弁当特集号で知人の餃子や盆栽、サンタクロースとしても知られるパラダイス山元さんがレコメンドしていた北海道の佐藤水産が羽田空港にて供している空弁工房の逸品:四色ちらしをトライしてみることにしました!いつもより少々早めに到着し、空弁工房をうろつくも佐藤水産にて四色ちらしを発見することが出来ず、もしや売り切れかしらと諦めかけていたところ、佐藤水産の店員の方が「四色ちらし、15分くらい頂ければお作りしますよ!」と声をかけて頂き勿論即オーダー!空弁工房の奥のコーナーが佐藤水産さんのサテライトの厨房みたいになってるんですね。15分後に商品を受け取って早速チェック・イン。今日は煩い夢太もいないので飛行機を眺めながら悠々ベンチで四色ちらしを食すことに。”海鮮弁当 波の舞い”と書かれたカヴァーに包まれた四色ちらし、雑誌PEN掲載の写真ではかなり大きく見えましたが実際は意外と小ぶりなそのサイズ、カヴァーを外すとうわーっ!もうカニのほぐし身&棒肉、イクラ、ウニが所謂戦いのワンダーランドなせめぎ合い状態(笑)。これは機内で食べるのは絶対やめた方が良いですね、案の定僕はジェンガさながら誤まってこの山を崩してしまい残念ながらイクラを相当量床に落としてしまったのでした(泣)。しかしこれはお薦めですね。敢てお店に入らず空港の搭乗口前での空弁、癖になりそうです!ちなみにこの四色ちらし、ゴハンが気持ち上げ底にて少なめとなっております。良い意味で満腹まで到達しない分量もグー!だって行く先は食の王国、あの北海道ですよ(笑)!数時間後フェス会場にてカレーとジンギスカンをパクついていたのは言うまでもない(爆笑)。

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つづく。

イッツ・ア・麺ズ麺ズ・ワールド(立ち食いそば&町の中華屋さんの場合)

仕事で移動中、時間がなくて久しぶりに新宿で立ち食いそばランチ。西口だったら小田急線育ちの僕は迷わず「箱根そば」、通称箱そばへ直行なんだけどたまたま東南口の改札にいて、西口まで行くのも億劫だったので近場の「かのや新宿東南口店」へ。ここ看板には大きく讃岐うどんの文字が掲げてありますが実は僕、ここでうどんを食したことは一回もありません(笑)。五反田の立ち食い讃岐うどんの名店「おにやんま」とか以前もこのブログで紹介した富ヶ谷の讃岐うどんの名店「やしま」には時々顔を出すものの、個人的には立ち食いそばとか駅そばと言えば断然うどんよりそば派なのです!ただ噂によると「かのや新宿東南口店」のうどん、関西風の出汁で割と美味しいとのことです。さらに個人的には立ち食いそばと言えばデフォルトで必ずかき揚げそばをオーダーしてしまうのです(笑)。むしろ立ち食いでそれ以外のメニューってオーダーしたことないかも(笑)?いやいやそんなことないわ、富士そばだったらラー油がかかった辛味ネギ満載のネギそばとミニカレー頼んだことありました(笑)。そのくらいかき揚げそば偏愛してます!最初はかき揚げのサクサクした歯ごたえを楽しみつつ最後にドロドロに溶けたかき揚げを汁と一緒に頂くのが至上の喜びなのです(笑)ここのところ、立ち食いそばと言えばB級グルメの名店として名高い渋谷駅のガード下の麺KAWAKEI(ここはいつも注文してからかき揚げを揚げてくれる!)の味濃いめの関東風出汁で供されるかき揚げそばがお気に入りなのですが、ここ「かのや」のそれは立ち食いにしては珍しく化学調味料などの添加物は一切使用していないことを謳っているだけのこともあり、意外にさっぱりしてて無難に美味しかったです!しかも立ち食いそばにしては一人の女性客も多く気持ち小綺麗な印象のお店でした。次回こそはうどん食べてみようと思います(笑)!そういえばここまで書いていて思い出したけど新宿の西口、小田急の地下、麻布十番にもある老舗そば屋「永坂更科布屋太兵衛」に併設しているちょっと高級な立ち食いそば屋も最近、よく利用しています!横の着席の店舗よりは勿論安くなってはいるものの元々の料金設定が高いので少々お値段高めとなっております。しかし、ここの春菊天のかき揚げ、厚さ4センチはあるんじゃないかという強力な代物でかき揚げフリークの僕が愛して止まない逸品です!って全然「かのや新宿東南口店」の話じゃなくなってますが(笑)。

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久々の休日、家族で上野動物園へ向かう途中、丁度その頃出てた雑誌「散歩の達人」の特集に載ってた根津の町の中華屋さんの名店「オトメ」を初訪問しました。我が家の最寄り駅は代々木公園なので上野動物園に行くときは千代田線の根津駅を利用しています。ゆえに何度も根津駅で降りているにも関わらずいつも上野動物園側の出口しか利用したことなかったので初めて根津の交差点側の出口から出てみると根津の街って何やらいい感じのお店とか雰囲気のある通りがあるんですねー。ちなみに中華屋さんにして「オトメ」というおよそ似つかわしくない個性的な店名は昭和40年代に元々パン屋さんとして創業しその時の屋号をそのまま使っていることに由来しているそうです。何せ「散歩の達人」の特集のテーマは「東京遺産」!その特集の中の昔懐かしい東京ラーメンを供してくれるお店として紹介されていた「オトメ」のラーメンの写真があまりにも美味そうだったのです!『生まれた時からアルデンテ』では決してないスプーンとフォークでふにゃふにゃのスパゲッティ・ナポリタン(パスタではなく敢えてスパゲッティと表記させて頂きます!)を食していた世代の僕は、どうしても今時のラーメンよりも古式ゆかしき素朴な中華そば風ラーメンに過剰に反応しちゃいます(笑)!店内は中華屋さんというよりはちょっとレトロな喫茶店のような風情。感じの良いお父さんとお母さんが厨房を仕切っている感じ。フロアーの若い男の子は息子さんなのかしら?気持ちの良い接客に安心しまずは瓶ビールと夢太には特製の葡萄ジュースで乾杯!ビールで喉を潤しつつ妻はタンメン、僕は海老と野菜のあんかけ焼きそばの柔らか麺、そして夢太の大好きな餃子をオーダー!夏の昼下がり、昭和な雰囲気の中華屋さんで頂くメニュー、どれもしっかりとした味付けが施されておりビールのあてにもピッタリでした!ラーメン目当てでしたが発見だったのはここの焼き餃子!薄い透けて見えそうな皮にショウガのフレイヴァーを微かに感じるあっさりした上品な味わいの逸品でした!3人でシェアする前提で焼きそばにしたのに妻はあんまりタンメン、シェアしてくれず(泣)。次回は自分用にラーメン単品でオーダーすることを誓いました(笑)それと地元の常連とおぼしきおじさんが迷わずオーダーしていたトマトそばがかなり気になったことも付記しておきます!

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複雑な彼(カレー)

夫です。午前中の打合せが予想以上に早く終わり、六本木の青山ブッックセンターで資料用の書籍を探すついでに久しぶりに中華の名店:香妃園にてちょっと早いランチ。1963年創業の老舗、しかも営業時間は午前11時45分~午前4時!僕が通い始めた頃はもう既に六本木の洒落た遊び人のおじさん達が最後に辿り着くお店として有名でした。現代サブカルの父と言っても過言ではない昭和のジャズ、映画の評論家、通称J・J氏こと植草甚一の文章を集めた書籍『ワンダー植草甚一ランド』に「六本木界隈と新宿界隈」というエッセイが収録されています。六本木の今は無き誠志堂という洋書屋から始まりゲイバー、ナイトクラブを経て朝方新宿に至るある一夜のエピソードを綴った小編の中にJ・J氏が香妃園で食事をしたという記述を大学生の頃に見付けて感動した覚えがあります!ただしここに書かれている当時、そして僕が行き始めた90年代の頃まではまだ香妃園は上述の青山ブッックセンターの並びにあったのです。今は無き六本木WAVEでレコードを見た後とか『シネ・ヴィヴァンで映画を見た後とかよく寄ったなー!

ちなみに前にもここで書いたけど香妃園と言えば小ぶりな土鍋で頂く鶏煮込みそばが定番なのだけれど、中華料理屋にもかかわらず隠れメニュー的に人気なのが実はカレーライスなのです!そこで今日はランチにていつもは香妃園のカレーならばポークがデフォルトなのだけれど敢えてビーフカレーをオーダー!これが何と言うか蕎麦屋のカレーといった風情で旨いのです。具材は脂身少なめな牛肉のこま切れと乱切りの玉葱のみというシンプルなもの。いつも食しているポークよりビーフは少し硬めな印象。片栗粉のとろみのついた緩めのスープ状のカレーがドバドバかけられていて殆どご飯が見えない(笑)玉葱も加わり気持ち甘めのドメスティツクな味わいに中華特有の鶏ガラスープ感が微かにプラスされたスープカレーならぬ汁カレーとでも言いましょうか(笑)? たまに異常に食べたくなります!でもやっぱり個人的にはポークの方が雑多で庶民的で好きかも?蕎麦屋のカレー愛好家の皆さん、是非、お試しを!

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会社の近くのグッチ裕三さんプロデュースによる乃木坂は創作料理の名店:うまいぞおにて初めてランチメニューの”例のカレー”と名付けられたカレーを食す。以前よく夜におじゃましてた頃は何か創作和食って印象が強かったのですが久々にランチで来てみたらガパオとかシンガポール麺とかジャンル、国籍、多岐に渡ってましたね(笑)”例のカレー”、何が例なのかは謎ですが噂によると大阪の名物インデアンカレーへのオマージュという説も(笑)?うまいぞおには”例の~”と名付けられたメニューが幾つかあるけどもしかしたらこれらは何処かでグッチさんが体験て美味しかった名物メニューをイメージして作ってみた的なオマージュメニューなのかも?ちなみに”例のカレー”、和風のカレー的ルックスにして一口目は甘く感じていながら、すぐに複雑な辛さが襲ってきます!会社の部下たちと座った席が窓際ではなく薄暗い奥の席でしかも寝不足だったのでボーっとしたまま秒速で食べ終わってしまいました(笑)。シンプルに見えて複雑に甘さと辛さが入り乱れる感じは確かにインデアンカレーのそれに似てるかも?大阪の名物インデアンカレー愛好家の皆さん、是非、お試しを!

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The Door into Summer 2014

夫です。今回は東京で現在まで交流が続いている友人の中でも一番古い、なんてったって小学校の頃からの付き合いになるあのTOKYO No.1 SOUL SETの俊ちゃんこと渡辺俊美君が最近上梓したばかりのお弁当エッセイ『461個の弁当は親父と息子の男の約束』を紹介しちゃいます。勿論、俊ちゃんが高校生の息子の登生(トーイ)くんにお弁当を作ってて、その写真をTwitterで公開しているという噂は聞いてました。でも実際にこういう形でまとめられた本書を店頭で手にしてパラパラと捲ってみて驚いた!二日酔いの朝も、早出の朝も3年間毎日作り続けたお弁当、その数461食って超凄過ぎ!週に1、2回、経堂まで夢太を幼稚園に送っていくだけでもヒーヒー言ってる僕なんかとても足元にも及ばない偉業っス(汗)。僕にとって俊ちゃんの息子の登生くんが今年の4月から大学生って言うことは実はとっても感慨深いのです。何故なら僕がかつてスチャダラパーというアーティストを担当していた頃、皆さんもきっとご存知の『今夜はブギー・バック』というシングルの大ヒットを受けてリリースされたベスト盤『ポテン・ヒッツ~シングル・コレクション』(メチャメチャ自虐的なタイトル笑)にボーナス・トラックとして『コロコロなるまま』という曲のリミックス・ヴァージョンを収録することになりました。そのリミックス・タイトルが、確かBOSEが決めたんだっけ?それともみんなで決めたんだっけ?もはや詳細は思い出せないけど登生くんの誕生を祝して”年男登生(としおとこトーイ)MIX”と命名したのです(笑)。それが『今夜はブギー・バック』と同じ年、つまり1994年だからあれから20年も経ってしまったと言う訳です。そりゃBOSEにも娘が生まれる訳です!そりゃ下北沢の「ぶーふーうー」(今年、4月15日に惜しくも閉店!)も無くなる訳です(涙)。当時、終電を気にする相模大野在住のクラブキッズとしては下北ナイトクラブ→ZOO→スリッツ時代に「ぶーふーうー」、始発までお世話になったものです。

話が逸れてしまいましたが俊ちゃんのこの本、今までありそうでなかったとてもユニークな1冊になっています。だって完全なエッセイでもなければ、完全な写真本でもなく、ましてや完全な料理レシピ本ですらない。一言で言えばお弁当をメタファーにした俊ちゃんと登生くんの3年間のドキュメントとでも言えるのかな?むしろ沢村貞子の『わたしの献立日記』なんかに近いお弁当の写真による記憶の回路みたいな?無骨なまでに徹底して毎日記録することで掛け替えのない父と息子の3年間が鮮明に浮かび上がってくるのです。もしかしたらネタバレになっちゃうかもしれないけど、本編を読む前に巻末に記載されている登生くんからの「お父さんへ」という文章を先に読んで泣いてしまいました(苦笑)。今や息子がいて、もはや人の子ですら父親目線でしか見れなくなってしまった僕にとって「お父さんも、お父さんの弁当も本当に大好きです。3年間本当にありがとうございました。」って言う登生くんの文章、号泣もんです。大学生になっても継続してパパのお弁当を所望した登生くんに「学食でのコミュニケーションも楽しいよ!」と諭す俊ちゃんのエピソード、子育てってきっとこういうことなんだろうなー。他にも登生くんが高校生になってお弁当を作り始めた当初の頃、ほとんどの子たちはコンビニや売店でお昼を買って食べてるという話を聞きつけた俊ちゃんが「登生は自分が作るお弁当のせいで友達とコミュニケーションが出来なくなっているんじゃないか?」と危惧し「パパの弁当やめてもいいんだよ?」と提案したっていう話とか思わず涙ぐんでしまう、パパの気持ち共感出来過ぎて(涙)。僕は幼稚園のお父さん会の自己紹介で「いつかはお弁当作りにも挑戦したいです!」とか豪語しておきながら、実は今のところ夢太のお弁当、一度も作ってません(笑)。そんな僕のお弁当作りへのモチベーションを上げてくれそうな面白いコンテンツがこの本には盛り沢山!ダンディでルードで洒落た大人の不良のお手本として若い子からも慕われている俊ちゃんらしいこだわりがこの本の隅々にまで行き渡っています。それは料理道具を始めとする柳宗理の鍋やボールだったり、TOKYO No.1 SOUL SETやZOOT16でのツァーで行く先々で出合った素敵な食材や珍味の数々だったり、弁当箱としての使用を思いついた実用的民芸品としてのわっぱなんかだったり、料理のセンスを学んだ名著の数々、それは池波正太郎や辰巳芳子、伊丹十三から東海林さだお、マンガ『美味しんぼ』のお弁当に焦点を当てた愛蔵版『美味しんぼ 本日快晴!味な行楽弁当編』まで、何か渡辺家の台所廻りを覗いているような気分になります。そして勿論、日々俊ちゃんが作り続けた数々のお弁当の写真を眺めているだけでも幸せな気分になれます。どこからでも読めるユニークなお弁当エッセイ+秘伝の調味料、特性おかずのレシピ、(渡辺家の)弁当作りの極意などなど(同書帯より!)というボーナス・トラック付き!まさに一家に1冊の名著、全てのパパたちへお薦めです!俊ちゃんへ。聞くところによると何か凄く売れてて増刷かかってるみたいですね!おめでとう!

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ちなみに先日、映画『モテキ』の大根(仁)監督と一緒に吉祥寺のバウスシアターのクロージングイベント、『THE LAST BAUS さよならバウスシアター、最後の宴』のプログラムの一環として行われた第7回爆音映画祭での『ゆらゆら帝国2009.0426LIVE@日比谷野外大音楽堂(監督:大根仁)の上映を見に行った時にも二人で俊ちゃんの本の話になりました。大根さん曰く「あんなに泣ける料理本ってないんじゃないっすか?」。同感です。
しかし下北沢の「ぶーふーうー」だけじゃなく僕らの青春時代を彩った吉祥寺のマイルストーン的多目的シアター、バウスシアターも遂に無くなってしまった・・・。そう言えばこの日のことを大根さんもTVブロスの連載『早春スケッチブック』でも書いていたけど、僕が大根さんにゆらゆら帝国のこの作品の監督をお願いするにいたったエピソード、その舞台となった下北沢の大好きだった居酒屋『はるがだ』だってもはや無くなって久しい。20年かー!何度も言うけどそりやぁ登生くんも大学生になるわけだ(苦笑)

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何かAMEMIYAの『冷やし中華はじめました』じゃないけど(笑)、街の中華料理屋や食堂、コンビニとかに『冷やし中華はじめました』の貼り紙が目につき始める季節がやってまいりました。僕はもう冷やし中華が食べたくて食べたくて落ち着かない日々を過ごしてました(笑)しかし何でこうも冷やし中華は僕らを猛烈に魅了して止まないのでしょうか?僕が中学生の頃、ジャズピアニストの山下洋輔さんが冬に冷やし中華が食べられないことに異議を申し立てて『全日本冷やし中華愛好会(略称:全冷中)という団体を立ち上げてSF作家の筒井康隆とかタモリ、赤塚不二夫、坂田明あたりの当時のアングラ文化人、ジャズミュージシャンや漫画家、演出家なんかで本を出したりイベントやったりしてたのを朧げに憶えてます。しかし中華と名乗っている割に中華麺を使用している以外は概ね和食じゃない?冷やし中華って(笑)ちなみに冷やし中華の味覚を大きく左右する汁に関しては大きく醤油と酢、あるいはゴマだれの二つになると思うんですけど僕的には断然醤油と酢以外ありえないですね!個人的にゴマだれだとちょっと甘過ぎる気がします。何故にこのように落ち着かない日々を過ごしていたのかと言うと、今年の最初の冷やし中華は代々木公園の昭和な中華屋の名店『大番』でと決めていたから!って何か昭和の処女とか『うる星やつら』のラムちゃんみたいなこと言ってますが(笑)。これまで僕にとって『大番』と言えばタンメンと餃子がデフォルトだったのです!それが昨年の夏、あまりの猛暑ぶりに煽られて初オーダーした冷やし中華、正確には『チャーシュー入り冷やし中華そば』の美味しかったことと言ったら!冷やし中華の魅力に遂に開眼してしまったのです(笑)『大番』には普通の冷やし中華もありますが、僕にとってはハムが入っているにも関わらずプラスオンされたチャーシューが入っている『チャーシュー入り冷やし中華そば』が定番!冷やし中華と白く脂が固まった厚めに切られた自家製チャーシューの相性が何故か異常に良くて、今ではウチで冷やし中華作る時ですら必ずハムに加えチャーシューも入れてます!さらにここのお母さんが盛りつけてくれる冷やし中華の具の彩りが本当に素晴らしい!いつも食べるのが惜しくなってしまうくらい繊細かつ美しい!多分、僕が想像するに『大番』というお店は全てにおいて、独特の審美眼に貫かれているような気がしてならない。それを感じさせるのがこのお店を支配する圧倒的な清潔感!お店自体はお世辞にも決して新しくもなく綺麗でもないにも関わらず、その完璧に掃除の行き届いた清潔感はある種のフェティシズムすら感じさせるほど。もしあなたが『大番』を訪れることがあったら是非、カウンターの下の荷物置きに配置された週刊新潮と少年マガジンの規則的配置に注目してください!常に油を多用しランチタイムでの喫煙すら可能な街の中華屋さんをして、この清潔感は毎日シンクや壁、床の全てを拭いているんじゃないかと思わせるほどの徹底ぶり!でもルカナルの奥村さんも『大番』の料理の油感の無さ、化学調味料感の無さを絶賛していたように、勿論そのイズムは料理にも完璧に反映されているんじゃないかな?ちなみに『大番』は料理を作るお父さん、そしてそのお手伝いをするお母さん、さらにフロアーは通常、腰の曲がったお婆ちゃんが水を運んだり、オーダーをとったりしているけど忙しい時はさらに娘さんが厨房の中と外のサポートしているという所謂典型的な家族経営のお店です。
何にもない夏の昼下がり、NHKの連続テレビ小説の再放送をBGMにカウンターで一人で食す大番のチャーシュー入り冷やし中華、それが僕にとって現在想像し得る最高に至福な瞬間、まさに『夏への扉』(The Door into Summer)なのです(笑)

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カレーなる週末

夫です。何故かここ暫く再びイチローばりにカレー三昧の日々でした(笑)きっかけは以前このブログでも紹介した富ヶ谷のピッツェリアの名店:ルカナルがちょっと前から始めたという噂のランチタイムのカレー、今度はお店で食すべく二度目の挑戦!というのも当初はテイクアウト専門にしていたのですがお店で食べて行きたいというお客さんの要望が強く結果的にイートインも可になったのだそう。そんなこととはつゆ知らず前回はママチャリでテイクアウトして家で食したもののそりゃ温かいうちにお店で食べた方が美味しいよねとのことで今回は夫婦でランチタイムのルカナル店内にてイートイン!

既に前回のブログでもお伝えしたように同じお値段でご飯の量が200グラム、300グラムのどちらか選べるという同店のシステム。今回は最近の飲み過ぎ、食べ過ぎ傾向を考慮し迷うこと無く200グラムをチョイス(笑)。いやしかし他の若いお客さんがオーダーしてる300グラムを見るにつけこりゃ相当にガテンなヴォリュームであることは間違いないッス(笑)これでもかとゴハンを覆うカレーはおそらくリンゴとか蜂蜜のフレイヴァーに数種類の野菜が溶け込んだドメスティックな味わい、そこに前回ビーフカレーと間違ってお伝えしてしまったがルカナルの奥村さんによれば実はビーフ、ポーク、チキン、全てが混在するという所謂バトルロイヤル状態(笑)。さらに男の手料理感溢れる人参、ジャガイモの乱切り、半分に切ったゆで卵、マヨネーズ和えのキャベツと福神漬け、フライドオニオンが添えられたまさに何でもありな賄い風カレーとでも言おうか?しかし、何故だろう?以前テイクアウトにて食した時よりもあっさりして感じられる。もしかしたら賄いが日々残った材料により味が変貌するようにルカナルのカレーも日々の素材感によってその味わいが微妙に変化してるのかもね?なんだか当初より味が落ち着いて更に美味しくなったような気がします!そしてルカナルのカレーは前回よりも確実にご近所の皆さまに認知されている感じです!だって平日の12時丁度にして店内カウンター含めほぼ満席!もはや今日のお客さんは誰一人当初テイクアウトのみだったとは知らないんじゃない(笑)?
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あのサザエさんで有名な桜新町にて、とあるアーティストのレコーディング直前、時間のない中でサク飯的に久々CoCo壱でランチ!部下の二回り近く年齢差のある若者の「揚げ物だと間に合わないッすよ!」の助言によりメニューにてレコメンドされていたチキン煮込み+ほうれん草をチョイス。最近の胃腸不良&辛いのが割と苦手な僕は当然1辛。ちょっと前に元ピチカートファイヴの小西康陽さんがハ二カムのブログでCoCo壱の冬のスープカレーを褒めてた影響で一度地元の代々木上原駅構内のCoCo壱にてスープカレーを食して以来のCoCo壱。確かにたまに食べると雑多に美味しい気がする。ただ前にもこのブログで書いたようにメニューが多いのを始め、辛さ調節とかトッピングとか選択肢がありすぎていつもオーダーに時間がかかってしまう(笑)何か焦って選んじゃって結果、後でメニューみながら「こっちの方が食べたかったなー」と後悔すること必至。この日も目の前で部下が食してた7月まで限定の印度カレーライスにすれば良かったズラ、グスン(泣)。
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これまた以前、このブログでも紹介した書籍「バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?僕が渋谷でワインバーを続けられた理由」を書いた林(伸次)さんの経営する渋谷は宇田川町のワイン・バーの名店:bar bosaaを久しぶりに訪問。今回の目的はワインではない!ズバリ、bar bosaaのカレーを食べること(笑)。実は林さんが前述の本を上梓してから、同じく宇田川町の馴染みの居酒屋:秀で食事をしてから二件目にbar bosaaへ顔を出したことがある。薄暗い店内は壁のボサノヴァのレコードまで以前と何一つ変わっておらず懐かしさを憶え、久々にカウンターにて林さんと親交を温めつつふと黒板にチョークで記載されたメニューを見て驚愕!いつものグラスワインのメニューに加え、何とbar bosaaにフードのメニューが!?しかもカレーだとー?????そうなんです、以前のbar bosaaは林さんが一人で切り盛りする効率から基本、フードを始めとするホット・ミールのメニューはほとんど存在せず、確かチーズの盛り合わせかガトーショコラくらいしかなかったと記憶しています。だからいつもどこかで食事をしてから二件目に訪れるお店として認識していました。それが今やカレーライス?林さんはニヤリと笑みを浮かべ一言、「そーなんですよ。最近始めたんです。でもカレーにうるさい小宮山雄飛さんに褒めてもらったんですよ!」。UOMOの連載「ガチ☆メシ」も面白い食通ホフディランの小宮山雄飛さんはカレー好きで有名らしい。その小宮山さん絶賛のbar bosaaのカレーが気にならない訳が無いでしょ(笑)。しかしこの日は流石にカレーを食す余力はなく悔し涙を飲んだのだ。そしてその雪辱戦が今回と言う訳です(笑)。グラスワインも早々に目的のカレーをオーダー!でも考えてみたら確かにカレーなら作り置き出来るし林さん一人でもサーブしやすいしね。ルカナルも昼帯で奥村さんが一人でランチ営業出来るのもカレー一品のみという理由だしねーと妙に納得している隙にいよいよbar bosaaのカレー登場!ドメスティックなそれをイメージしていたら何と現れたのはキーマカレー!これが予想に反して深夜の〆に最適なお腹に優しくも滋味溢れる繊細な逸品でした。この感じって何だろう?中目黒のジンギスカンの名店:まえだやで元スタイリストという女将さんが供してくれるジンギスカン後でもするする食べられるあのキーマカレーにも似た上品なのに素朴でナチュラルな味わいが魅力のbar bosaaのカレー!〆というよりはこれを当てにさらにワインがすすんでしまいそうです(笑)。
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徒然飯

夫です。4月から会社が移転になり市ヶ谷から乃木坂へお引っ越しと相成りました。部下の人事異動やら何やら落ち着かない日々が続きブログも全然更新出来てませんでした。
しかし8年ぶり位に乃木坂のオフィスに戻った訳なんですが、やはり場所が変わると大きくランチやディナーの環境も変わりますね。
当時、市ヶ谷に移ったばかりの時は先入観があって所謂オフィス街っていうか、市ヶ谷とか四谷って何かおじさんの街みたいなイメージで凄く嫌だったんですよね。
でも最近では全然馴染んじゃってこのブログにも何度も登場するタイ料理のティーヌン市ヶ谷店とか四谷の支那そば屋:こうやとか四谷三丁目の香港麺:新記とか荒木町の僕の愛するスナックアーバン、そして豚しゃぶの名店:三櫂屋、やきとんの名店:まことや(レバテキが最高!しかもめちゃめちゃ安!さらにこのてのお店にも関わらず予約が出来るのが嬉しい!)、さらにゴールデン街のBarダーリンとかもう大好きなお店だらけ!
会社が乃木坂になることによって代々木公園在住の僕にとっては圧倒的に通勤時間が短縮されるものの上述の素晴らしいお店+新宿のディスクユニオンにアクセスしにくくなったことだけが残念です。
と言ったところで最近のランチやディナーで訪れたお店を徒然なるままに。

夢太を幼稚園に送った後、時間があったので珍しく夫婦で渋谷の東急本店通り、白洋舎隣のとんかつの名店:はぎのにてランチ。最初に来たのは何年前だったかな?確かカフェアプレミディの橋本くんに薦められて来たのが最初だと思う。でもはぎのはランチタイムのみの営業で11:40から14:00しかやってないので当時夜型だった僕たちにとってはなかなか入れない幻のお店でした(笑)カウンターとテーブルが数席、それに小上がりが一つ。場所柄NHKの人も多くBGM替わりにテレビから流れる国営放送の響きが却って昼下がりの静謐さを際立たせる。感じの良いお父さん、お母さんが切り盛りする良い意味で昭和なとんかつ屋さん!妻はヒレかつ定食、僕はメンチかつ定食を注文し、それぞれ半分ずつシェアーするというデフォルトのパターン(笑)。揚げたてでサクサクした衣の感触が最高!山盛りに供されたシャキシャキのキャベツ、壷に入ったちょい甘めのとんかつソースと共に頂きます!ここのとんかつは揚げ物なのに何故かあまり胃がもたれない、胸焼けしないのも好きな理由の一つです。何故だろう?脂身が少ないから?揚げ油のせい?何か特別なことをしているようには全然見えないけど(笑)
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外苑前での打ち合わせの前にランチにて久しぶりに神宮前三丁目の交差店地下の中華風家庭料理の名店:山之内を訪れる。それこそ昔、20年くらい前に会社が外苑前の時代があり、その頃ランチでよく来てました。カウンター席とテーブル2席のみのこじんまりした初見じゃ絶対入らないだろうタイプのお店(笑)。しかしここの冷たいねぎそばと納豆ごはんは絶品です!メニューにも(冷麺)のねぎそばの方が上位にレコメンドされているようにここではねぎそばと言えば冷たい方なのです!っていうか20年近く通いながら、もしかしたらHOTねぎそばって食べたことないかも(笑)?中華というよりはまさにドメスティックな中華風家庭料理のそれ、このねぎそばの味付けをどう表現すればいいんだろう?さっぱりした自家製のねぎ油と醤油タレのハーモニーがえも言われぬ旨味を生み出している冷やし和えそばとでも言おうか。そこへ並々と盛られた白髪ネギが風味を更にオブリガードし、自家製チャーシューのあっさりした塩味が素朴なメロディを奏でる逸品。個人的にはぐちゃぐちゃに混ぜて食すのが大好きです!そしていつもねぎそばに+するミニ納豆ごはん、これはチャーハンでもなければ所謂納豆をかけただけのごはんでも勿論ありません。納豆、ねぎ、ひき肉を炒めたものをごはんに乗せたホットミール、これがシンプルなのに美味い!ウチで真似して作ってみたくらい!この納豆ごはん偏愛してます。ランチタイムでも喫煙可なのがちょっと残念ですが、それを差し引いてもあまりある素晴らしいお店です。ちなみに渋谷の宮益坂のYamaのuchiはこちらの暖簾分けとのこと。こちらは神宮前店と対照的な広くてお洒落な内装ですが味はちゃんと継承されていて場所柄使い勝手の良いお店なのでオススメです!
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お休みの日に幡ヶ谷の中華の名店:チャイナハウス龍口酒家を家族三人で初訪問!知人友人からその存在は聞いて知っていたものの訪れる機会がなかなか無くて、龍口酒家チャイナハウスを体験したのは実は同店が新宿の高島屋の地下に出店していた頃のテイクアウトとイートンで食した里麺(リーメン)が最初!化学調味料を使用していない薬膳中華で有名な同店、クロレラが練り込まれているというコシのある緑色の麺にたっぷりと盛られたネギとチャーシューをごま油で和えた易しくも滋味深い逸品です!
以前は新宿の高島屋店にてこれをよくテイク・アウトしてましたが既に閉店。そこでこの味が懐かしくなり遂に本店を訪問と相成りました。このお店、まさかこんな所に?という幡ヶ谷の駅直結の地下街というユニークなロケーション。さらにユニークなのは大雑把な値段を目安にしたお任せコースです!お客さんのお腹が一杯になったところでストップを掛けて〆の里麺とかチャーハンに移行出来るという子連れには嬉しいファジーなシステム!薬膳中華ということもあり塩分、油分も控えめで全体的に繊細な味わいが素晴らしいです。残念ながらこの日もすぐに眠くなってしまった夢太さまのおかげで紹興酒を飲み切るまでもなく早々に里麺とチャーハンをオーダーし帰路についた我々でした(泣)
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西麻布の居酒屋の名店:かぶいて候へトランペッターのこだま和文さんと訪問。今は亡き西麻布のクラブSPACE LAB YELLOW(後のelevenはYELLOWと全く同じ場所にて再開したものの既に閉店)の並びに位置し、大きな赤提灯が目印の同店、当時オールナイトのクラブイベントの前後によく利用してました!ここは看板のおでんや串関係は言うまでもなく、何しろ当てというかつまみが全て美味い!個人的にはゆでタン、タンシチューというちょっと普通の居酒屋ではお目にかかれない牛タンメニューとにんにく風味の浅漬けのお新香盛り合わせが超お薦め!ちなみにこの日はこだまさんレコメンドのもやし炒め!炒めたもやしの上に天津飯みたいに卵が乗っているというシンプルな一皿なれど酒が進みまくりの極上の逸品でした。こだまさんはここの真似をしてウチでももやし炒めに卵を乗せてるとのことでした(笑)!
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休日のお昼、夢太のリクエストで近所の讃岐うどんの名店:やしまへチャリで向かう。かつては宇田川町交番前にて50年以上営業しており、当時あのヘンのタワレコ、WAVEを始め中古レコード屋の店員とかDJ、ラッパーたちのオアシスと化しており、うどんやなのに何故かクラブイベントのフライヤーなんかが沢山置かれてたのを覚えてます(笑)。数年前に富ヶ谷の交差点近くに移転して、家が近いこともあり週末の早い時間に家族で度々訪問するようになりました。夢太はやしまが大好き!それには幾つかの理由があります。勿論、淡口の澄んだ出汁で食す手打ちのコシのあるうどんそのものが絶品なこと、エビや穴子を始めとするヴォリームのある天ぷらの種類がメチャメチャ豊富なこと、トッピングのおあげ、刻み昆布、しいたけが淡口の出汁に更なる風味を加えるマジカルな味わいであることは言うまでもありません。それに加えて昭和を思わせるモダンでウッディな内装に所狭しと並べられたウルトラマンや怪獣を始めとする円谷系フィギュアー、ガンダム、レトロなおもちゃ、ポスターの数々が夢太を魅了して止まないのです(笑)さらにお子さまのいらっしゃるご家庭の皆さま、朗報です!平日のランチタイム、いつも行列が出来ている有名店ゆえそういう印象は薄いかもしれませんがやしまは子連れのファミリーにとても優しいお店です!待ちきれない子どもたちの為に席に着くなり小鉢に出汁をぶっかけた少量のうどんをサービスしてくれます!さらにやしまのお母さんはいつでも全ての子どもたちに素敵な優しい微笑みで接してくれるうえに帰り際にはおみやげのうどんの生麺とあめ玉をくれるんです!夢太にとってはあめ玉をくれるお母さんのお店として刷り込まれているようです(笑)。ちなみにここの出汁の味が薄すぎるとの声も時々耳にしますが、幼稚園のママ友でもある妻の友人、石井さんの説によると前述のおあげ、刻み昆布、しいたけ等のトッピングを出汁に加味することで醤油を足すこと無く塩分、滋味、かなり補填されてとてもいい塩梅になるとのこと。ウチもやしまでは醤油かけることなくこのパターン、実践してます!
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イッツ・ア・麺ズ麺ズ・ワールド(イートイン・ホリック その2)(笑)

夫です。以前もお伝えしましたが実はデパートの物産展のイートインが大好きです!しかし東京って凄い街ですよねー、今週新宿渋谷近辺だけで三つの物産展が同時期に開催されてました!おかげでイートイン・ホリックの僕は一週間に何と3食も物産展にてランチしちゃいました(笑)。

1食目は渋谷の東急東横店にて開催されていた『第2回海鮮王国北海道 小樽・函館まつり』にて函館ラーメンの名店:六花の函館塩ラーメン!何故か知らねど北海道ではラーメンと言えば「札幌の味噌」「旭川の醤油」そして「函館の塩」なんだそう。ゆえに迷わず塩ラーメンをオーダー。脂っけのない限りなく透明に近いスープの麺類を偏愛して止まない僕は塩ラーメンも大好物!雨がそぼ降る中、恵比寿での打合せを終え渋谷駅へ降り立ち会社の同僚とイートイン・ランチ!六花の函館塩ラーメン、よく物産展にて見かけるので以前も食べたことあるかもしれないけど覚えてないな。おそらくダシは鶏ベースのあっさりと澄み切ったスープはかなりマイタイプな優しいオールドスクール系!細めの麺もオーソドックスながら舌触りの良い味わい。具はワカメ、めんま、ネギ、チャーシューというシンプルかつ無駄のない布陣。函館の埠頭を渡る風みたいな仄かに感じる潮の香…うーん旅情ですね(笑)

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翌日、2食目のイートイン・ランチは新宿の小田急百貨店にて開催されていた『四国の物産展』にて香川の名店:本格手打ち もり家の『瀬戸の海鮮ぶっかけ天ぷらうどん』!何故か知らねど香川と言えばさぬきうどんな訳ですが、諸説ありつつも全国屈指の小麦の生産地であり、四国山脈からの湧水、そしてつゆのダシとなるイリコも豊富、醤油造りもさかんという環境によるところが大きいんだそう。小田急限定とのことで迷わず『瀬戸の海鮮ぶっかけ天ぷらうどん』をオーダー。これが凄いヴォリューム!茹でたての麺を水で洗い締めた上に冷たい汁を掛けたいわゆるぶっかけうどんにオブジェみたいに天ぷらが載っている!天ぷらのメンツはと言うとあなごの一本揚げ、小蛸の天ぷら、小エビのかき揚げ、さらに山菜というか季節がら菜の花の天ぷらというオールスター!カロリーもメジャーリーグなみに高そうです(笑)しかしこれがまた美味しかった!天ぷらは揚げたてで超サクサク!半分は天ぷらだけで頂き、残りは汁に浸して天かす状にして食べるのを偏愛して止まない僕にとって冷やし系の麺と天ぷらのコンビネーションも勿論大好物!昨夜の雨が思い出せないくらい汗ばむような初夏を思わせる陽気の中、新宿駅に一人降り立ち遅めのイートイン・ランチ!うどんはコシありまくりの超マイタイプな屈強ストロングスタイル系。スープは冷やしということもあり若干味濃い目ではあるものの小皿に添えられたレモンと大根おろしを加えると立ち所に得も言われぬケミストリーが生まれ清涼感溢れる丁度良い塩梅に!うどんと言えば最近は近所のさぬきうどんの名店、以前は渋谷交番前にあり、DJ、中古レコード屋さんの店員、B-BOYのオアシスだったやしまのうどんしか食べてなかったので本格手打ち もり家の『瀬戸の海鮮ぶっかけ天ぷらうどん』、超新鮮でした!しかしこのヴォリューム、深夜まで全くお腹が減らなかったことを付記しておきます(笑)。

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そして翌日、3食目のイートイン・ランチは新宿の京王百貨店にて開催されていた『春の大北海道展』にて札幌ラーメンの名店:すみれの味噌ラーメン!最近は成城石井とかにも置いてますが、イートインにてすみれの味噌ラーメンを食すのは今回が初めて。何故か知らねど札幌ではラーメンと言えば味噌ラーメンな訳ですが、諸説ありつつも戦前から在日華人によるあっさりしたラーメンの原型のようなもの食されていたらしく元々ラーメン文化が歴然と存在しており、昭和30年代に「味の三平」の初代店主、大宮さんが考案した元祖ご当地ラーメンが札幌ラーメンなんだそう。普段は個人的にあまり味噌ラーメンは食べないのだけれど、先日、函館塩ラーメンは既に食しているので札幌なんだし迷わず定番の味噌ラーメンをオーダー。濃厚な中にも微かに味噌の甘みを感じる所謂坦々麺的な味噌と豚の挽肉が織り成す具だくさんのスープに、キューブ状に細かく切られたチャーシュー、ネギ、めんまが添えられ、素朴な歯応えの中太縮れ麺が色を添える何だか懐かしい感じの昭和な味わいが素敵な味噌ラーメンでした!
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がしかし隣で妻が食していた塩ラーメンを一口食べさせてもらったのですが、やはり個人的には味噌ラーメンより塩ラーメンの方が好きかも?やっぱり僕は限りなく透明に近いスープ系麺類が好きなんだなーと改めて実感(笑)。
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いやー今週は麺づくしなランチ週間でした。しかも今日もイートイン・ランチではなかったものの会社の近くのティーヌーン市ヶ谷店にて、あっさりしたタイ醤油をベースにしたナームヌードルを中華麺、パクチー、もやしトッピングで定例会議終わりに遅めの一人ランチ(笑)しかもさっきネットで見てたら『春の大北海道展』、10日以降はすみれから変わり苫小牧の名店:麺や鶏恵の『こく旨とろ塩らぁめん』がイートインだって言うじゃないですか!さらに渋谷の東急東横店も10日から『第15回福岡物産展』にて福岡・久留米市の人気兄弟店、本田商店と筑後丸福のコラボによる東横店限定ラーメンがイートインだって言うじゃないですか!豚骨ラーメンの元祖とも噂される久留米ラーメン、その人気店、本田商店の限りなく加水率を上げたもちもちシコシコの平打ち麺と筑後丸福のあっさりしながらも深いコクと旨みのあるスープのコラボレーション、気になります(笑)。

矢継ぎ早の物産展地獄(笑)。しかし東京という街は恐ろしいところです(笑)物産展のイートインホリック、今日も禁断症状出まくりです(笑)。

たまにはお土産、買って来て貰う側になってみたいものです(笑)

夫です。最近、自分が良く通ってる色々なお店のお持ち帰り用の、所謂テイクアウト時のパッケージが気になります!

先日、知人の結婚式に参列するため上京していた沖縄の牧志にてBANBIという素敵なBARを経営している元編集者の友人:照屋さんとの飲み会が開催されたのですが、先方が既に食事を済ませていた&結婚式を経てかなり疲弊というか泥酔していた(笑)ということもあり、渋谷のムジカノッサ主宰:中村智昭くん店主のBar Musicでの一次会にてあっさり解散となりました。照屋さんは以前、沖縄にて今は無き素晴らしいカルチャー誌、handsという雑誌を編集しており、当時沖縄にハマりまくっていた僕は数年にわたり同誌でコラムを執筆していてその担当が照屋女史でした!18時スタートだしいつも必ず2、3軒は梯子する酒豪の照屋さんだけに食事するもんだと思っていた僕にとってはちょっと肩透かしで、終了後に小腹が空いてしまいました。妻に電話すると夢太も寝たので家で一杯飲む?という話になり何か当てを買ってきてとの要望あり思案しながら歩いていると丁度Bar Musicを出てすぐのところ、所謂マークシティの裏側、井の頭線の改札の前、モクモクと煙がと立ちのぼるあの渋谷の老舗焼き鳥屋:鳥竹総本店が目に入りました!
その時、以前友人のTOKYO No.1 SOULSETのDJ、川辺ヒロシくんが「鳥竹のチキンライスって美味いらしいよ!あの世界各国の美食を堪能して来たDJのMOODMAN夫妻も言ってたくらいだからさ!」と言ううろ覚えながら何処かの飲み屋か打ち上げで聞いた話を突如思い出しました(笑)。

いつも鳥竹総本店に行く時は吞助軍団で行くことが多く、赤星ことサッポロラガービールやホッピーと共に大串でヴォリュームのある焼き鳥や一串うなぎにわしわし齧り付き、あっという間に酩酊してしまい、ご飯ものとか〆に辿り着けた試しがない(笑)。でも常々、常連の一人飲みのサラリーマンのおっさんなんかが注文しているステンレスのレトロな楕円形の、オムライスなんかがのってそうなお皿で供されるチキンライス、実はかなり気になってました!そこでここぞとばかりにお店の前の外国人の立ち飲み客なんかがたむろっているお持ち帰りカウンターからチキンライスと焼き鳥数本をお土産にオーダー!店頭で待つこと数分、威勢のいいお兄ちゃんが目の前で手際よくお土産用に包装してくれたのですが、その初めて見る包装紙の感じが実に可愛かったのです!

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普段、普通に焼き鳥屋で飲んでいるとなかなかお土産なんかお願いしないじゃないですか?つまりなかなかこの包装紙を見る機会も無いわけで、やはり歴史や由緒のあるお店の包装紙とか袋って何とも言えない味わいがありますねー!浅草に行くとつい立ち寄ってしまう「うますぎて申し訳ないス!!」の名コピーで知られる洋食屋さんの老舗:ヨシカミ!ここのカツサンドとかの持ち帰り用のパッケージやマッチも昭和な感じで超可愛いです!そうそう渋谷の熊本ラーメンの老舗:桂花ラーメン渋谷センター街店、ここは知人のアートデイレクターの秋山具義さんが毎年年賀状で発表する極私的ミシュランガイド、グギシュランの肉部門でも入賞してたトロトロの角煮というか豚三枚肉の太肉の入ったターロー麺が最高なのですが、この店のまるでサザエさんとか昭和の四コマ漫画みたいなイラストの入ったナプキンとかも超可愛いです!

ちなみに気になるケッチャップ感満載の鳥竹のチキンライスの方はどうかと言うと、味も比較的濃いめなので〆というよりは寧ろお酒の当てとして最高に美味しく頂きました!個人的には長いこと鳥竹も通ってますが、常連さんが一人で食している何か一見すき焼き風の鳥なべ、ぐつぐつといい匂いしてていつか食してみたいなーと思ってます(笑)。っていうかこういうお店で一人で軽く飲んでお土産買って帰るおじさんたち、そば屋で日本酒一人飲み系のおじさんとはまた違ったカッコ良さありますね!分別ついてる大人な飲みっぷり、憧れます。そういえばここまで書いていて思い出しましたが僕にとって実は最初の鳥竹体験は、こちらの総本店からの暖簾分けという神仙というか道玄坂を登り切った路地というか渋谷の権八のある高いビルのそばの鳥竹円山店が最初かも?ここはやはり先輩のプロデューサーに連れてこられたのですが何せお店の大将と女将が当時凄く怖かった印象がありますが料理は絶品で、また鳥竹総本店とは違ったマニアックな味わい、特に焼き鳥以外の皮いためとかもやし炒めは秀逸で今でもたまに食べたくなります、当時、先輩たちは皮いために関して必ず人数分オーダーしていたのを思い出しました!こちらのお店もお薦めです!

そして次は鳥竹とかヨシカミ等老舗系とは対称的な代々木八幡の若手オーナーによるポルトガル料理のニュー・ウェーヴ:クリスチアノから派生した富ヶ谷の交差点近くの小さなポルトガル菓子の専門店ナタ・デ・クリスチアノのエッグタルトの包装紙、これがとても素敵だったのです!
家が近いこともあり開店当初よりクリスチアノは仕事、プライベートと頻繁に通っています。カエターノ・ヴェローゾとかボサノバとかポルトガル語によるブラジル音楽は大好きだし、あの『ベルリン・天使の詩』で知られるブルーノ・ガンツ:主演、アラン・タネール:監督によるポルトガルの首都:リスボンを舞台にした傑作映画『白い街で』(いまだに何故か未DVD化…)で描かれた白い石畳の町並みは目眩がするほど美しく、とても印象に残っています。それなのにこと料理となると実は昔日本史で習った天ぷらとかカステラぐらいしかイメージ出来ず距離的にも近いしスペイン料理みたいな感じかなくらいの認識でした。そこで最初の頃は店員のお兄さんにレコメンドしてもらいながら食するうちに圧倒的にハマってしまいました!これは日本人の舌に超合いますね。スローフードの宝庫と呼ばれるポルトガルの旬の食材による小皿料理の数々。ポルトガル料理定番の自家製干し鱈のクロケット、つまりコロッケみたいなものを始め鱈を使った代表的な料理の数々はどれも素晴らしく、他にも人参とオレンジのサラダを始めパクチーを多用した多彩なサラダや旬の魚介を使った様々な料理、さらにこの店オリジナルの自家製ベーコンのグリル、カマンベーコンの滋味溢れる味わいと言ったら!さらにこの素晴らしい料理に色を添えるのが、このお店では”緑のワイン”と呼ばれるポルトガルの微発泡ワイン!何種類かありますがどれを飲んでもさっぱりしていて、しかもアルコール度低めてガブガブ飲めてかなり癖になります。そしてデザートとして供されるポルトガル発祥のエッグタルトがもう絶品なのです!ちょっと小ぶりの軽い塩味のサクサクしたパイ生地と中のトローリとした甘さ抑えめ卵のカスタードクリームという異なるメロディーが相まってえも言われぬ甘美なハーモニーを生み出し次々と手が伸びて何個でも食えそうな妄想に取り憑かれること必至!まさにワインやお酒にも、そしてコーヒーにも合う究極の大人スィーツなのです!

そんなエッグタルトがクリスチアノの店内以外でもテイクアウトで食べることが出来るようになったのです!それが先にも述べたお店、ナタ・デ・クリスチアノ!ここはエッグタルト以外にもクリスチアノのパンやお惣菜、元祖ポルトガルのカステラ:パン・デ・ローそして”緑のワイン”なんかも購入出来るようになっており、テイクアウト専用のお土産屋さんの様相を呈しており、お店は例えは悪いけどパチンコ屋さんの景品所みたいに小窓の窓口だけでそこで注文して受け取るというシステムなのです。小窓からは中の清潔そうな厨房が覗けます。勿論内装や店構えはクリスチアノ同様カラフルなポルトガル風内装でとっても素敵です!6個入りの箱や手土産用のオリジナルの袋もあるそうです。小さなパステル・デ・ナタと現地で呼ばれるエッグタルトを一つずつ丁寧に包装したパトロン紙の袋が、まるで海外の小さな街で食す屋台のスイーツや下町のお肉屋さんで買い食いするコロッケみたいで懐かしくもあり、とても雰囲気があります。待ち時間には清涼感のある冷たいレモン水も飲み放題!ちなみにこのブログ書くのにちょっと調べてたらナタ・デ・クリスチアノのエッグタルト、BRUTUSの人気特集、日本一の「お取り寄せ」ランキングにてスイーツ部門準グランプリ受賞してましたね、最近!

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そういえばナタ・デ・クリスチアノでエッグタルトを待つ間、お店のフライヤーを眺めているとランチでよくパッタイをテイクアウトする代々木八幡のタイ料理の名店: ソイナナとクリスチアノが合体したバッポンキッチンが渋谷の秀とかDMRの近くにオープンしたとのお知らせが!まだ訪問したことはありませんがこの二つの個性的なお店によるコラボレーション、いやが上にも期待高まりますね!近々ランチにでもお伺いしてみたいと思います!

鳥竹総本店のチキンライスしかり、ナタ・デ・クリスチアノのエッグタルトしかり、こんな可愛い包装紙、パッケージでお土産もらったら誰でも嬉しいよね?

でもたまにはお土産、買って来て貰う側になってみたいものです(笑)

優しさに包まれたなら目に映る全てのメニューはメッセージ(笑)

夫です。先日、久しぶりに参宮橋の台湾料理の名店:品華亭に家族三人で夕食に行ってきました!もう何年になるだろう?僕と品華亭との付き合いは…。参宮橋駅を降りて商店街を左へ道なりに暫く歩いたところにあるスーパー、マルマンストアの向いにポツンと現われるお世辞にも綺麗とは言えない薄暗いエントランスは初めて訪れた頃から全く変わってない(笑)。

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僕が大学生の頃、マガジンハウスPOPEYEの編集者の方が経営する参宮橋の編集プロダクションでバイトをしていたことがあり、その頃はよく品華亭で出前を取っていたものです(ちなみに今はもう出前はやってないとのことでした!)。あの頃、遊び人の編集者の先輩やロケバスのあんちゃんに連れられて業界人系サク飯、色々食べに行きましたねー。シェフの中国人のおじさんが帰国しちゃって今はちょっと雰囲気変わっちゃったけど十二社通りにあった白龍のトマトタンメンとか四ツ谷の支那そば屋こうやのワンタン麺とか初台にあった頃のホープ軒とか千駄ヶ谷SPAGOのスパゲッティとか今でもたまに食べたくなっちゃいます。ちなみにこのブログ書くのにウィキで調べてみたらSPAGOって今やウチの近所、代々木八幡駅前のスパゲッティの名店:ハシヤで修業したシェフの方が’82年からやられているお店だったんですねー。そう言われてみれば確かにドメスティックなあの味わいはハシヤ系かも?数十年を経て初めて知りました(笑)。

僕にとっては品華亭は今みたいな食べログ文化以前、そんな粋な業界人御用達なサク飯イメージで刷り込まれているお店の一つです。
しかしその編集プロダクションを辞めて以降、参宮橋を訪れる事もめっきりなくなりその存在すら忘れかけていました。ところが数年前とあるイベントでその頃のバイト仲間に会う機会があり、一気に当時の記憶がフラッシュバックしてきました。駅前の今は無き小さなレンタルビデオ屋ファンタジアハウス(ここ最初は確かマンダラハウスって名前だった記憶があるんだけど…)で初めてAVを借りたっけ(笑)とか品華亭の玉子と豚肉ときくらげ炒めとか麻婆豆腐、よく食べたなーとか色々思い出して懐かしくなり、まだあるかなーと思い久々に品華亭を訪ねてみたのです!そしたら冒頭で述べたように当時と全く同じ佇まいで今もやってました、品華亭!お店の中に入ると内装も全く変わらずカウンターは無くテーブル席が数席あるのみのこじんまりした街の中華屋さんという風情。奥の厨房から懐かしいおじさんが現れました。ちょっと髪の毛は白くなっているものの雰囲気も全然変わらず、僕の顔を見るなりおもむろにあの懐かしい中国なまりの日本語で「久しぶりだね!」って声をかけてくれたのです!覚えてた?十数年ぶりなのに?いやー感動の再会でした!以来、再び僕と僕の家族と品華亭との関係がより濃密にスタートしたのでした!

ここは料理もさることながら何せお父さんとお母さんのキャラが最高なのです。しかも常連の間で「渋谷区のことなら品華亭のお父さんに聞け!」と言われているくらい渋谷区民としても大先輩(笑)。ウチも随分幼稚園とか保育園のこととか相談させてもらった記憶があります。生きるSNSみたいな感じで渋谷区の幼稚園や保育園情報がこの店に集まり上書きされ、品華亭のお父さんとお母さんの口から常連へと伝えられバズが拡がっていくのです!もう情報更新しまくりです!
ちなみにここの料理、化学調味料感を感じさせない台湾のお母さんの家庭料理といった趣の気取りのない優しい味わいが魅力!以前ここで作家・映画監督と女優の姉妹の知人と偶然会って、小声で「ねえ、ここって何がお薦め?」って聞かれたことがありますが、まず僕らがここで必ず頼むのはとりそば!油感、化学調味料感皆無の透明なスープで供される鶏と野菜だけのシンプルなこのとりそばは、何かラーメンとか支那そばとか所謂既成のメニューにカテゴライズ出来ないジャンル不問な心がホッとする癒しの一品!そして酒飲みには嬉しい多彩な冷盆、ビールに付いてくるサービスのザーサイは全然辛くなくて夢太も大好き。他にも肉厚なちょっと辛い自家製メンマや腸詰、豚耳、蒸し鶏etc、もう絶品です!さらにメニューにはないけど今の季節ならシジミの老酒漬けもあるはず。これも紹興酒の最高のお伴ですね(笑)。

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って何か酒場レポートみたいになってしまいましたがお父さんいわく当時POPEYEでも紹介されたという玉子と豚肉ときくらげ炒めは開店時からの品華亭の代表メニューなんだそう。そして忘れちゃいけない水餃子!肉厚でありながら半透明感が美しい皮は滋味に溢れ、野菜感の強い餡もさっぱりしていて酢醤油で頂くと何個でも食べれそうで怖いです(笑)。ウチの妻はここの鶏の唐揚げが大好きなのですがいつも飲み過ぎ、食べ過ぎで全然そこまで辿り着けません(笑)。手書きの当時から全く変わらない革表紙のメニューにはまだまだ食べたことが無いメニューが沢山並んでます!週末の夜はいつも家族連れや常連でいっぱい。平日は僕みたいな業界人がチビチビやってたり、ランチタイムには近くのオリンピックセンターを始めとするビジネスマンがひっきりなしにやってきて黙々と丼を食してたり。OLちゃんがキャッキャしてたり。そんな目まぐるしく表情を変えていく人々にいつでも変わらぬ笑顔で言葉をかけてくれる品華亭のお父さん、お母さん、その変わらない優しさに包まれたなら目に映る全てのメニューはメッセージ(笑)。いつかここのメニュー、完全制覇したいなと思う今日この頃です(笑)。

カレー天国

夫です。何故かここ暫くイチローばりにカレー三昧の日々でした(笑)きっかけは市ヶ谷、会社の近くにあるあのパク森カレーに久々に行ったこと!

僕は市ヶ谷ではランチによくタイ料理の名店:ティーヌンでデフォルトでナームヌードル、しかも麺は中華麺にトッピングはパクチー、もやしって言うのを死ぬほど繰り返しいるのですが(そういえばティーヌン市ヶ谷店のおじさんとおばさんに偶然、お互い子連れで上野動物園で擦れ違ったのを思い出しました(笑))、ある日ティーヌンから出て会社に戻る途中同じ会社の知人に久々に会い路上で世間話。「あれランチですか?」と聞かれ「僕は毎度のティーヌンです!」と答えると「おっ!タイですね!ウチはパク森です!」と相手も答え、その時「そういえばパク森、最近行ってないな…」とリマインドしたのに端を発しています。数日後、朝の会議終了後、部下を誘ってランチへ。その時、突然そのことを思い出して「今日、カレーはどう?パク森とか?」「おっ!いいッスね!3月20日でお店無くなるみたいだし記念に行っときますか!」「えっ!市ヶ谷本店無くなるの?」。全然知らなかった…。有名無名は別として僕、ここのカレー好きでした。という訳で久々のパク森にてオーダーしたのは、勿論プレーンカレーとドライカレーが合いがけされたパク森カレー!世の中にはカレーに極度の辛さを求めるエクストリームな人たちも多々いるけど僕はあんまり極端に辛いのは苦手です。何かカレーってラーメンにも似てその世界って意外に凄くマニアックだったりするじゃないですか?実は僕、辛さ調節とかトッピングとか選択肢が沢山あるのが苦手で外食に関しては「選択肢なんてなければよかったギャー」みたいなタイプでCoCo壱なんかでもサラッと1辛、2辛とかトッピングとか注文出来る人って憧れちゃいます(笑)。

以前、渋谷は並木橋の名店、インドとドメスティックの間を行くような胸ヤケしない化学調味料不使用の健康カレーで知られるカレーハウスチリチリでの話です。初めての訪問時に緊張し過ぎた僕は2種類のカレーから1種類を選ぶ+トッピングによって完成されるシステムということに全く気付かず、ほぼ具なしのマサラカレーを常連の皆さんの視線を気にしながら凄いスピードで食したというトラウマがあります(笑)。同様に選択肢、裏メニューの多い一見さんお断り感の強いラーメン二郎みたいなタイプも苦手(笑)。むしろお店側の提案によるプリセットの滋味をありがたく堪能したいというタイプなんです(笑)。

そういった意味でパク森カレーは選択肢少なめ且つSUBWAYの「本店ではバルサミコソースをお薦めしております!」的トッピングのレコメンドもあり、その選び易さが嬉しいッす(笑)。ちなみに最近YouTubeでここのレシピはある程度公開されてるようですが、カレーにはバナナやリンゴも入ってるみたいで凄くフルーティーでドメスティックな味わいが超魅力的!トッピングしたわふわ卵のオブリガードを得てそのハーモニーはさらなるスウィートな境地へと僕を誘うのです(笑)三島由紀夫の安倍譲二をモデルにした小説『複雑な彼』じゃないけど、複数のスパイスと隠し味に味噌や醤油も加味されて目まぐるしく味蕾に次々と去来する様々なイメージ、それはまさに良い意味で『複雑な味』のパレード!閉店の理由は全てのソースを自分で手掛けないと気が済まないというオーナーの健康上の理由によるとのこと。市ヶ谷本店が無くなるのは残念だけど渋谷店はインターバルを経てリニューアル復活してこの味を継承していくそうなのでまずは一安心です!

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しかしカレーって何かある種の中毒性があって一度食べると癖になりませんか?パク森カレーから間髪空けず、このブログではもはや常連、富ヶ谷のピッツェリアの名店:ルカナルが最近始めたという噂のカレー弁当、早速トライしてみました!以前、お店で奥村さんが「最近、ランチでカレー始めたんですよ!テイクアウト専門ですけどね!」と言ってたのがずーっと気になってました(笑)。富ヶ谷の交差点の坂を登り、真昼間にルカナルを訪れるのは何か不思議な感じ。電動ママチャリを止めて店内に入り、奥村さんと軽くお互いの子どもや妻の風邪、インフルエンザの話で盛り上がりつついよいよカレー弁当をオーダーしました。するとテイクアウトのみと聞いていたのにあっさり「中で食べて行きます?」と聞かれ肩すかしをくらいました(笑)実は当初はテイクアウト専門にしていたものの中で食べて行きたいという要望が強く結果的にイートイン可にしちゃったそうです。カウンター越しに奥村さんがランチ用のパッケージにカレーを丁寧にリズミカルに盛りつけるのを眺めていると「ご飯の量、どうします?」との質問。何と同じお値段でご飯の量が200グラム、300グラムのどちらか選べるとのこと。空腹に支配された僕は一瞬300グラムの誘惑に幻惑されるも奥村さんの「結構多いっスよ!」の一言で我に返り、年齢的なことも考慮し200グラムでお願いしました(笑)。チャリのかごにそっと乗せてほっかほっかのカレー、テイクアウトしておうちで頂きました!たっぷりとかけられたカレーはおそらくリンゴとかトマトとか複数の果実が溶け込んでいて、そこにビーフひき肉の旨味がブレンドされた僕好みの辛さ控えめでマイルドなドメスティック風味。その反面、カレーを彩る具のラインナップは男の手料理感満載(笑)!大きく乱切りされた人参。そして半分に切った煮卵、同じく半分に切った小ぶりのジャガイモとそれぞれまるまる一個入ってます!副采にマヨネーズ和えのキャベツと福神漬け、さらにフライドオニオンが添えられた想像以上にヴォーリューミーなコスパ感満載の逸品でした。これで750円は安いんじゃない? ヤングにお薦めです!

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今日の夜は下北沢で仕事が終わる予定です。あのキッチュことタレントの松尾貴史さんが経営してるというまだ行ったことがない下北沢のカレーの名店:PANNYA CAFE CURRY、寄ってみようかなーなんて、また今夜もカレーが食べたくなってる自分が怖いです(笑)。ちなみに全然関係ないけど今、ウィキで松尾貴史さんの経歴見てたら何と折り紙作家でもあるんですねー!その多才っぷりにも驚きました。

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