2014年差し入れベストテン第一位決定(笑)!

夫です。最近聞いた話。コンビニのサンドイッチに挟まってる野菜って塩素のプールに浸かっていてそれを洗わずにサンドしてるって知ってました?驚きです。食品偽装とか産地偽装どころじゃなく冷凍食品農薬混入とかそれこそ疑い出したらキリないけど、やっぱりお客さんの目の前で調理してくれるようなお店じゃないと安心出来ない時代なんですかね?

そういう意味でも西麻布のいなり寿司テイクアウト専門の名店:呼きつね(これで「こきつね」と読みます!)は素晴らしいお店です。小さな店内で商品を渡してくれるカウンター越しに店主がひとり丁寧にいなり寿司を目の前でこしらえてくれます。メニューは潔くいなり寿司のみ。しかも8個入りか20個入りのどちらかを選ぶだけというハードコアなもの。8個入りは昔懐かしい竹皮に包まれていて、20個入りだとなんか差し入れ用という感じなんでしょうか?見た目も豪華な箱に綺麗に2列にいなり寿司が並んでいます。
何せこのいなり寿司が衝撃的に旨いんです!!!!

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僕がこの呼きつねの絶品いなり寿司と出会ったのは実はつい最近の話。
先日、西麻布の新世界で行われたこだま和文さんのライヴ時、こだまさんが懇意にしている茹でタンとか焼き物、おでんなんかも絶品な西麻布の居酒屋の名店:かぶいて候の女将さんが20個入りを楽屋に差し入れてくれたことに端を発しています。同じく六本木で有名なおつな寿司のいなり寿司は油揚げが裏返しだったり関西でたまに見る三角のやつとかいなり寿司にも色々あるけど、そんな多彩な様相を呈するいなり寿司界隈でもここのはかなりユニークな形状なんじゃないかな?写真を見てもらえばわかると思うけどここのは海苔巻きみたいに油揚げで酢飯を巻いていて両端が空いている状態なのです。その大きさもかなり小さく大人の親指大よりちょっと大きいくらい。それを楽屋で幾つかつまませて頂いたのが最初なんです。もう食べた瞬間に電流が走りました!何これ?こんないなり寿司食べたことない!モチモチでフワフワな油揚げの触感は何か茶巾の卵なんかをも彷彿させるような体験したことのない舌触り!なんでも店主は九州出身らしく熊本風油揚げ「南関揚げ」」というものを使用しているとのこと。そして化学調味料感皆無の固めに炊いた酢飯と油揚げが織り成すハーモニーはもはや芸術的。それでいてアッサリ上品に仕上げられた味は良い意味で後を引かず、まるで蜃気楼のようにすぐに口の端から姿を消していく。果たして今のは幻だったのか?それを確かめたくて2個、3個と手が伸びる中毒性はもはやお見事としか言い様がないです。

翌日仕事の流れで六本木へ行く用事があり早速お店を訪問!するとまさに新世界の裏、細い路地裏の角に青い暖簾が揺らめいていました。冒頭でも触れたようにお店は調理場と受渡し用のカウンターを含めても三、四坪くらいしかないんじゃないかな?いなり寿司が大好きな息子夢太の為に今日は8個入りを購入することにしました。「本日の季節ものは明太子です!」と店主に言われるも店のシステムが良くわからず適当に「はい!」と返事をしてしまったが、後で調べたら8個のうち4個はいわゆるプレーンなおいなりさんで後の2個は胡桃、そして残りの2個が季節によって変わるらしくこの日は明太子だったんですね(笑)店主曰く注文を受けてから作るとのことで30分ほど近所をプラプラ。本当は事前に電話等で予約しておけば待たなくて済むのだそうです。店内に置かれたフライヤーには元々役者だったという店主が現役時代に様々な差し入れを頂いた経験から、こんな楽屋見舞いがあったらという思いで起業したというステートメントのようなものが記してありました。元役者だというのも頷ける落ち着いた雰囲気の店主の対応も素晴らしく、購入後も外までわざわざ出てきてお見送りしてくれてちょっと気恥ずかしいくらいです(笑)。

夕方ウチに帰って古式ゆかしい竹の紐を解くとかわいいいなり寿司が現れて夢太は大喜び!
「この油揚げが新しいんだよ!」と僕が妻に説明してるのを聞いて4歳児のくせに「こんないなり寿司ないよねー、新しいよねー!」とか言いつつ明太子以外ほとんど一人で食べてました(笑)。個人的にはプレーンもいいけど胡桃がちょっとカルチャー・ショックなくらいいなり寿司と相性良かったです!

早くも1月にして僕の中の2014年差し入れベストテン第一位は呼きつねのいなり寿司に決定です!(笑)!